こんにちは、さち です。
PC 作業をするときは「イヤホン」を使うことが多いんですが、イヤホンをしていると外の音が聞こえにくくて不便です。さらに、長時間使うと耳が蒸れます……。
解決する方法を探していたところ、「nwm(ヌーム)」という耳を塞がない「オープンイヤー」型の良さそうなイヤホンを見つけたので、早速買ってみました。
選んだ製品
買ったもの
今回購入したのは、NTT sonority 社のオープンイヤー型のイヤホン「nwm(ヌーム)」です。(NTT sonority は NTT グループの音響会社です)
耳を塞がないタイプなので、イヤホンの使用中でも周囲の音が聞こえます。つまり、イヤホンを使っているときに話しかけられても気付けます。外出中であれば、車やバイクの音にも気付くでしょう。
通常価格は8,250円ですが、私が買ったときは丁度セールをやっていて6,600円でした。大手メーカーのオープンイヤー型イヤホンとしては手頃な価格だと思います。
カラーは「ダークブラウン」のみです。
私は「有線」タイプを選びましたが、「ワイヤレス」タイプもあります。
選んだ理由
なぜ「nwm」を選んだのか理由を書いてみます。
空気伝導型
耳を塞がないイヤホンには「骨伝導」型もあるのですが、上位モデルでないと音質が良くなく、音漏れもしやすいと言われます。
nwm は「空気伝導」型で、耳の近くに小さなスピーカーを付けるイメージ。メーカー公式サイトにも「耳スピ」という記述があります。
音漏れしにくい
空気伝導型で気になるのは「音漏れ」です。
nwm は独自の「PSZ(Personalized Sound Zone)技術」を搭載していて、イヤホンの音漏れを抑えてくれます。
ノイズキャンセリングの仕組みを音漏れの抑制に使っていると思えば、分かりやすいかもしれません。
有線モデル
耳を塞がないイヤホンは他にも多くありますが、「有線」モデルは意外と少ない……。
今回は「PC」用のイヤホンが欲しいので、「ワイヤレス」モデルでなくてもOK。というか、充電するのが面倒なので「有線」モデルの方が便利です。
実際に使ってみる
届いた商品
- こちらが購入したイヤホンです。パッケージは紙製でお弁当箱のような形です。環境に配慮している印象を受けます。
- パッケージのフタを開けると、イヤホンの片側が登場。カラーは「ダークブラウン」ですが、明るいところでじっくり見ない限りほぼ「ブラック」ですね。
- 箱から中身を取り出しました。
- 二層構造を分離すると、もう片方ののイヤホンがあらわれました。
- 中身をすべて取り出しました。「イヤホン本体」「交換用テールチップ(左・右)」「取扱説明書」の3点です。
- イヤホンの装着部分です。右用/左用をそれぞれ耳にかけて使います。
- 各部の名称はこんな感じ。
- 保証期間は1年間です。
装着方法
スピーカー部分を持って、耳に掛けて、クルッと回して固定する。そんな感じ。上記の動画で見ると分かりやすいと思います。
耳の穴の真上あたりにスピーカーが来るようにするのがコツです。
残念なところ
低音が少し弱い
「nwm」が再生できる周波数の範囲は 100Hz~20kHz。人間が聞き取れるのは 20Hz~20kHz と言われているので、低音が少し弱いですね。
実際に使っていて低音の弱さを感じます。(「イコライザー」でそこそこにはできます)
音量を上げないと聞こえない
耳から少し離れたところにスピーカーがあるという構造上、どうしても音量を上げないと聞こえません。
このイヤホンから普通のイヤホンに取り替えるときは、音量を下げるのを忘れず、耳を傷めないように気をつけて下さい。
良いところ
耳が塞がれない
オープンイヤー型なので当然なんですが、PC の音を聞きながらも耳を塞がれることはありません。
自分の周囲の音も同時に聞こえていますし、耳が蒸れることもありません。
しっかり聞こえる
普通のイヤホンと遜色がなく、しっかりとした音で聞こえます。
「空気伝導」型なので、イヤホンを耳から離したときのようなスカスカした音なんじゃないかと心配していましたが、全然そんなことはありませんでした。
人の声はよく聞こえますし、YouTube などを見ていても何の問題もありません。
ほとんど音漏れしない
イヤホン(外側)から 20cm くらい離れるとほぼ聞こえません。もちろん爆音にすれば漏れる音は大きくなりますが、思ってた以上に音漏れが少ないです。
「空気伝導」型の仕組み上、そこそこ音漏れするんじゃないかと心配していましたが、全然そんなことはありませんでした。
PSZ技術マジでスゴイ。
まとめ
価格と性能のバランスがよく、音漏れ防止の技術が非常に優秀です。Amazon レビューでの評判が良かったのも納得です。
お手頃の値段で、オープンイヤー型イヤホンを探している人におすすめできる商品だと思います。
値段が上がりますが「ワイヤレス」タイプの nwm もあるので、「有線」タイプが嫌な人はそちらも検討してみて下さい。
「有線」タイプ
「ワイヤレス」タイプ
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