「楽天モバイル」って安いけど、実際の電波や使い勝手は?

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Rakuten Mobile

こんにちは、さち です。

iPhone のキャリアを「楽天モバイル」に変えて、もうすぐ2ヶ月。

大手3社の「ドコモ」「au」「ソフトバンク」に続いて、第4の勢力となる「楽天モバイル」ですが、基地局(アンテナ)の設置はまだ途中の状態。

『料金安いけど、電波は大丈夫? 実際の使い勝手は?』と気になっている人のために、実際に「楽天モバイル」を使ってみた感想を書いていきます。

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料金

1GB までならずっと0円

楽天モバイルの料金ステップ

やはり、一番大きいのは「1GB」までなら0円という月額料金。格安SIM の存在意義を潰しかねない、かなり思い切った料金設定です。

しかも、通話し放題(※後述)」と「SMS使い放題(※後述)」も含んだ料金

期間限定ではありません。毎月 1GB 未満なら料金はずっと0円です。私は外出時はあまりギガを使わず 1GB 未満なことが多いので、多くの月が0円になると思います。

ただ、この料金プランにも注意点があります。3GB を超えると一気に2,178円(税込)になってしまうことです。

段階料金をギガの比率に合わせて書くとこんな感じ。ほとんどの範囲が2,178円なんです。

楽天モバイルの料金ステップ

そのため、3GB を少し超えるくらいの人は、お得ではない場合があります。

楽天モバイルは「通話」「SMS」も使い放題なので単純な比較はできませんが、使い方によっては「IIJmio」や「nuroモバイル」など 格安SIM の方が安く済むことがあります

2021/7/6より iPhone での使用は SMS は無料ではなく、送信料「3円/回」(受信料は0円)になりました。Android は引き続き SMS使い放題 です。

基本料 3ヶ月無料

楽天モバイルでは、基本料3ヶ月無料のキャンペーンが行われています。

これを利用すれば、契約から3ヶ月間はギガ消費が 1GB を超えても料金0円です。

「楽天モバイル」の契約を考えている人は、無料キャンペーンを上手く使いましょう。

無料期間中でも、無料対象外の「通話」や「SMS」を使うと料金が発生します(詳細は後述)

電波

使えなくはないが、やっぱり弱い

基地局の整備が進められているとはいえ、楽天モバイルの電波は大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)と比べるとまだまだ弱い状況です。

屋外での使用なら大きな問題はないですが、屋内や地下では急激に電波が弱くなることがあります。ショッピングモールなども電波状況は良いとは言えません。

都市部ならそこそこ使えるけれど、大手3社のような電波強度は期待しない方が良い、というのが正直な感想です。

2021年夏頃までに人口カバー率96%になる予定ですが、大手3社と同様の99%以上まで上げるにはまだまだお金と時間がかかるでしょうね。

楽天モバイルには頑張ってほしいところです。

「au」の電波も使える

楽天モバイルでは、パートナー回線として「au」の電波も利用(ローミング)できるので、屋内などの電波の弱さをカバーできます。パートナー回線を利用しても追加料金はかかりません

ただし、パートナー回線の使用には下記のような制限があります

  • ギガ消費が 5GB を超えると速度が 1Mbps に下がる

楽天モバイルは 20GB 以上使っても速度制限がないことがウリですが、それは「楽天回線」での話。

パートナー回線は 5GB で速度制限がかかります。1Mbps なのでそんなに遅くはないですが、ギガを多く使う人は注意して下さい。

ちなみに、楽天回線の基地局が整ったエリアは、パートナー回線の提供が終了していく予定です。

通信速度

速度測定をしたところ、楽天モバイルの「4G (LTE)」の通信速度は約 10Mbps でした。

また、速度が落ちやすい平日の12〜13時は約 7~10Mbps でした。格安SIM を使っていた時は、この時間帯だと 1Mbps も出ないことがあったので、私的には十分な速度です。

「パートナー回線」より「楽天回線」の方が 数Mbps 速いことが多いですが、回線による差はそんなにない印象です。

数十Mbps 出ている大手3社と比べると遅いですが、格安SIM よりは高速で安定しています。大容量のダウンロードでない限り、多くの用途で支障がない速度です。

「1GB 0円」でおさまる人であれば、問題ない速度だと思います。

【2021/05/01 追記】
最近、通信速度を計測したところ、ダウンロードが4.5Mbps・アップロードが1.5Mbps でした。契約者急増が理由なのか速度が落ちています。

通話・SMS

無料には条件がある

「通話」「SMS」は無料で使えますが、それには条件があります。

  • Rakuten Link」アプリを使って行うこと

スマホの標準機能で「通話」「SMS」をすると有料です。楽天モバイルにしたら基本的に使わないで下さい。

やってしまいがちなのは、お店のサイトにある電話番号をタップして電話すること。この場合、スマホの標準機能で電話がかかるので有料になってしまいます。注意して下さい。

また、別途料金がかかる「ナビダイヤル(0570-)」「テレゴング/テレドーム(0180-)」などは無料対象外です。(これらの番号は大手3社でも無料対象外)

2021/7/6から、iPhone は SMS の送受信を行うアプリが「メッセージ」に変更され、SMS の送信が有料(3円/回)になります(受信は無料)。Android は「Rakuten Link」を使えば送受信無料です。iPhone でも Rakuten Link での通話は引き続き無料です。

「Rakuten Link」とは?

Rakuten Link のアイコン

「Rakuten Link」は楽天モバイル専用のアプリで、簡単にいうと「LINE」のようなアプリ。このRakuten Link」を使って行う「通話」「SMS」は無料です。

無料で「通話」「SMS」を利用するにはインターネット接続が必須ですが、カウントフリー対象なのでどれだけ使ってもギガ消費なしで0円。電話を多く使っても 1GB 未満に抑えることが可能です。

アプリの使い勝手は、通話履歴とアドレス帳(連絡先)が同じ画面にあったり、メッセージ(SMS)の送受信時刻が12時間表示しかできなかったり、微妙なところもあります。

ただ、連絡手段は基本的に LINE ですし、SMS は認証コードの受信くらいにしか使わないので、「Rakuten Link」は通話専用アプリだと思えばあまり不満はありません。

ちなみに、通話の発信や SMS の送信だけでなく、通話の着信や SMS の受信もすべて「Rakuten Link」になります。

iPhone の場合、パートナー回線では標準機能の SMS が使えませんが、Rakuten Link」を利用した SMS なら使えます

2021/7/6から、iPhone は SMS の送受信を行うアプリが「メッセージ」に変更され、SMS の送信が有料(3円/回)になります(受信は無料)。Android は「Rakuten Link」を使えば送受信無料です。iPhone でも Rakuten Link での通話は引き続き無料です。

管理アプリ

他のキャリアにもある「my ◯◯」というアプリ。楽天モバイルにも「my 楽天モバイル」があり、このアプリからギガ消費・請求金額などを確認できます。

ギガ(データ)消費の確認

実際の画面がこちら。「ホーム」で表示される円グラフはパートナー(au)回線のギガ消費です。色々試してるので 1.3GB 消費していますが、1年無料なので大丈夫です。

「my 楽天モバイル」の操作画面

ちなみに、「データ高速モード」はパートナー回線専用の機能。オフにすると、通信速度が 1Mbps に落ちますが、ギガは消費しません。

「利用状況」では、「楽天回線」「パートナー回線」それぞれのギガ消費を確認できます。屋内での使用がメインなので、電波が弱い「楽天回線」はあまり消費されていません。

「my 楽天モバイル」の操作画面

ちなみに、ギガ消費の情報はリアルタイム更新ではありません。不便なので、改善して欲しいところです。

支払い額の確認

「利用料金」です。1年無料の期間中なので0円です。ユニバーサルサービス料の請求もありません。

「my 楽天モバイル」の操作画面

「楽天ポイント」を支払いに使うこともできます。

iPhone は使える?

楽天モバイルでiPhoneを使う

動作保証対象外だけど使える【→正式対応】

楽天モバイルでの iPhone の販売はなく、SIMフリー(SIMロックがかかっていない) の iPhone を自分で用意する必要があります。

その影響からなのか、楽天モバイルは iPhone を動作保証対象外としています。

【追記】
2021/4/30から、楽天モバイルでも iPhone が販売されます(SIMフリーiPhone も使用可能)。これにより iPhone も正式対応機種になります。

しかし、iPhone 用の「Rakuten Link」「my 楽天モバイル」アプリは公式で提供されているくらいなので、使用自体に問題はありません。(実際に私は iPhone 12 で使用している)

ただし、iOS をメジャーアップデート(例:14→15)すると使えなくなる可能性があります。マイナーアップデート(例:14.3→14.4)なら大丈夫だと思いますが、注意が必要です。

ちなみに、楽天モバイル側の発表では、使用できる iPhone は「XS」「XR」以降です(「SE 第2世代」もOK)。意外と最近の機種しか使えません。

【追記】
2021/4/27から、使用できる iPhone は「6s」以降になります

回線の切り替えに難あり

前述のとおり、楽天モバイルは自社の「楽天回線」以外に、パートナー回線(au回線)も使えますが、iPhone での使用は少し問題があります。

回線を選べない

iPhone では、「楽天回線」と「パートナー回線」どちらの回線を使うかは選べません。電波が強い方に自動でつながり、一度つながるとしばらく同じ回線を使い続ける仕様です。

そのため、屋内などで電波が弱いときは、一度「機内モード」をオン/オフして「パートナー回線」に切り替える必要があります。(自動選択なので、「パートナー回線」に切り替わるかは分からない)

逆に、速度制限がない「楽天回線」にしたくても、「パートナー回線」から切り替わらないこともあります。

どっちの回線か分からない

iPhone では、現在使っているのが「楽天回線」「パートナー回線」どちらなのか分かりません

「my 楽天モバイル」から「楽天回線」「パートナー回線」でそれぞれ 何GB 消費したか見られますが、消費の反映がリアルタイムではないので、答え合わせは何時間も後になってしまいます。

ただし、「パートナー回線」でも 5GB までは普通に使えるので、それ以下のギガ消費であれば回線を気にしなくても大丈夫です。

ちなみに、Android 版の「my 楽天モバイル」は使用中の回線を確認できます。

【追記】
2021年7月までに「my 楽天モバイル」アプリで確認できるようになる予定です

【追記】一応、解決方法はある

前述の「回線を選べない」「どっちの回線か分からない」問題は、(少し面倒ですが)一部解決できる方法があります。詳細は下記の記事で紹介しています。

楽天モバイル: iPhoneで接続中の回線を確認&楽天回線に強制接続
こんにちは、さち です。 先日、iPhone で「楽天モバイル」を使った感想を記事にしました。 通話も SMS も使い放題で1GBまで0円という神プランがある楽天モバイルですが、記事の中で iPhone だと次のよう...

その他

楽天のユーザーIDが必要

楽天モバイルの契約には、「楽天のユーザーID」が必要です。

すでに「楽天市場」など他の楽天のサービスを利用している場合は、その ユーザーID を使えます。

楽天モバイルの契約に使用した ユーザーID は、楽天市場での買い物のポイント付与が+1倍になります。楽天モバイルの特典ポイントも、この ユーザーID に付与されます。

Eメールアドレスは2021年夏提供予定

Eメールアドレスの提供は2021年夏からの提供予定となっています。

ちなみに、大手3社の格安プラン(「ahamo」など)や 格安SIM(MVNO) は Eメールアドレス の提供自体がないので、そちらへの変更を考えている人であれば大きな問題ではありません。

APN の設定が必要【→必要なし】

楽天モバイルを使用するには、スマホ側で APN の設定が必要です。(SIMカード を挿し込むだけでは使えない)

大手3社では必要ない操作なので少し面倒ですが、最初の1回だけの操作ですし、格安SIM でも必要な作業です。

手順自体はそんなに難しくありません。

【追記】
2021/4/27から iOS14.4 以降は APN設定 が不要になります

LINE の年齢確認は未対応

楽天モバイルは、LINE の年齢確認には対応していません。年齢確認をしない場合は、「電話番号」「ID」でのユーザー検索ができなくなります。

ただし、楽天モバイルに変更する前に年齢確認をしておけば、変更後も確認済みの状態を引き継げます。

最近は、「IIJmio」「mineo」「イオンモバイル」など一部の 格安SIM でも年齢確認ができるようになっているので、今後「楽天モバイル」も対応する可能性はあります。

iMessge の紐付けは Eメール のみ

iPhone では、iMessage という Apple 独自のメッセージを利用できます。

大手3キャリアでは iMessage に電話番号を紐付けて使用できますが、楽天モバイルでは電話番号の紐付けに失敗します。そのため、Eメール での紐付けしか利用できません。

「パートナー回線」では「Rakuten Link」を経由しない SMS を使えないことに関係がありそうですが、詳しく調べていないので原因は不明です。

留守番電話サービスはある

「ahamo」「povo」「LINEMO」には留守番電話サービスがありませんが、「楽天モバイル」は標準で留守番電話サービスをが付いています。

留守番電話を聞くのも「Rakuten Link」を使えば無料です。

まとめ

「楽天モバイル」は上限なしの使い放題なので「ahamo」などと比べられますが、実際に一番お得なのは 1GB未満 の低容量ユーザーです。

「楽天モバイル」は大手3社ほど通信速度が出ないので、何十GB も使うユーザーにとっては快適な環境でないからね。そのような人は「ahamo」などにした方が良いと思います。

格安SIM(MVNO)を使っている人こそ、「楽天モバイル」を検討してみて下さい。

「1GBまで0円」「3GBまで1,078円(税込)」は低容量ユーザーに使いやすい料金設定です。しかも、この価格で「通話」「SMS」も使い放題。スマホ代が格段に安くなります。

私の使い方だと多くの月が0円になりそうです。浮いたお金で新しいスマホを買えそうです。

ギガをそんなに使わないという人には、「楽天モバイル」がおすすめですよ!

公式サイト

→ 楽天モバイルの公式サイトへ

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