こんにちは、さち です。
先日、長崎で50年に一度という猛烈な豪雨がありました。
豪雨は河川の氾濫を引き起し、大きな被害をもたらすことがあります。家の近くに川があると、氾濫しないか心配ですよね……。
ただ、だからといって『ちょっと川の様子を見てくる』は非常に危険な行為。絶対にやってはいけません。
そこで今回は、河川の水位をリアルタイムで確認できる国土交通省のサイト「川の水位情報」を紹介します。
河川の増水をリアルタイムで確認
使い方
- サイトを開くとこんな感じ。地図の拡大は、ダブルクリック(ダブルタップ)・ピンチアウト・画面左上の「+」ボタン。縮小は、Shift キー + ダブルクリック・ピンチイン・画面左上の「-」ボタンです。
- 河川沿いにあるアイコンをクリック(タップ)すると、河川の情報を確認できます。「カメラ」アイコンはライブカメラを、「▼」が付いたアイコンで水位を確認できます。(地域によって観測点の数は異なる)
- 例えば、先日(2020年6月25~26日)に豪雨があった長崎県佐世保市にある河川の情報を見てみます。
- 25日の深夜(~0:00)にかけて増水して、危険水位を超えているのが分かります。今回は過去のデータを見ていますが、実際の水位情報はリアルタイムで更新されます。こまめに確認すれば避難などの対応を決めやすくなります。
- 推移が見やすい「水位グラフ」以外にも、左上のアイコンから他の表示方法を選べます。
- 「河川横断図」はこんな感じ。河川の構造と水位が視覚的に分かりやすい表示です。
- 「観測値一覧」はこんな感じ。実際の水位を数値で確認できます。
ちなみに、河川の詳細情報を表示しなくても、アイコンの色で大体の水位を把握できます。
地図の表示位置などは URL に含まれています。近所の川を表示した状態でブックマークしておけば、次回はそれを開くだけですぐに近所の川を表示できます。
使うときの注意点
下図のように、平常時の河川の水位を見ると更新間隔が数時間~1日のことがあり、『観測回数が少なくて増水しても分からないじゃん!』と思うかもしれません。
しかし、安心して下さい。平常時は更新間隔が長いだけで、「観測開始」の水位を超えると更新間隔は数分ごとになります。上図の場合、黄色の文字の「-2.16m」が観測開始の水位です。
つまり、更新間隔が長いときは、注意が必要な「観測開始」の水位を超えていないということです。
アクセスはこちら
「川の水位情報」へのアクセスはこちらからどうぞ。梅雨や台風の豪雨に備えてブックマークしておきましょう。
川の水位情報
上記の、「川の水位情報」を含む川の防災情報はこちらから。
川の防災情報 - 国土交通省:"気象"×"水害・土砂災害"情報マルチモニタ
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