こんにちは、さち です。
ここ最近、ツイッターの UI が新デザインに変わってしまったユーザーが続々と増えているようです。
私は先行テストの犠牲になったので、すでに3ヶ月前から新デザインになっているんですが、未だにどうも慣れません……。
今回は、PCウェブ版ツイッター を旧デザインに戻す方法について書いていきます。この方法を使うことで、このブログで配布しているツイッター用のユーザースタイルも再び使えるようになりますよ。
新デザイン と 旧デザイン
新デザインのツイッターです。左側に自己主張の強いメニューがあります。
旧デザインはこんな感じでした。
このサイトで配布しているツイッター用のユーザースタイルも、旧デザイン向けのものなので、新デザインでは機能しません。
逆に言うと、旧デザインに戻せば、引き続きこれらのユーザースタイルを利用できます。
旧デザインに戻す方法
旧デザインに戻す方法は意外と簡単。「Internet Explorer 11(以下:IE11)」を使ってツイッターにアクセスするだけです。
IE11 は、旧世代のブラウザー。他の現役ブラウザーと比べてウェブサイトを表示するための機能が不十分です。そのため、IE11 ではツイッターの新デザインを正常に表示できず、意図的に旧デザインを配信していると考えられます。
でも、ツイッターのためだけに IE11 を使うのは面倒ですよね。他のブラウザーを使っている場合でも、IE11 でアクセスしているように見せかけてしまいましょう。
そのためには、「ユーザーエージェント(以下:UA)」の書き換えが必要です。UA が何なのかよく分からない人は、手軽で簡単な「方法1」の操作を行ってください。
方法1 - 専用の拡張機能を使う
ツイッターの UI を旧デザインに戻す専用の拡張機能「GoodTwitter」を導入します。
- ブラウザーに「GoodTwitter」をインストールします。
- ツイッターを新しいタブで開きます。
- 旧デザインのツイッターが表示されました。
- UA を確認してみると、Firefox 標準のものから変更されているのが分かります。これにより、ツイッター側は IE11 でアクセスしていると判断するので、旧デザインが表示されるわけです。
方法2 - UA を手動で書き換える
すでに UA を変更できるアドオン(拡張機能)を使っている、もしくは UA についての知識がある場合は、手動でブラウザーの UA を書き換えてもOK。
今回は例として、Firefox のアドオン「User-Agent Switcher and Manager」を使って、ツイッターにアクセスした時の UA を IE11 のものにしてみます。
- Ctrl + Shift + A キーを押して「アドオンマネージャー」を開き、「User-Agent Switcher and Manager」をクリック。
- 「オプション」を開きます。
- 「Custom mode」を選択。
- 「Custom mode」の下にあるテキストエリアに下記のような JSON を記述します。
{ "twitter.com": "Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko" }
- 画面下部にある「Save」をクリック。
- ツイッターを新しいタブで開き直します。
- 旧デザインのツイッターが表示されました。
- UA を確認してみると、Firefox 標準のものから JSON に記述したものに変更されています。
この設定をすると、普段は Firefox標準 の UA を使いますが、ツイッターにアクセスした時は IE11 の UA を使います。
まとめ
UA の設定によっては、ツイッターの画面上部にこのような注意書きが出ます。ツイッター社がいう「快適」と、ユーザーが求める「快適」との間には、ズレがありそうです。
今後、IE11 でのアクセスに別のデザインが適用される可能性もあります。その場合は、今回の対処法も無効になってしまうので注意してください。
コメント