こんにちは、さち です。
先日、とある理由があって、USB の電圧/電流を計測したいことがありました。
よくネット上で、USBメモリ のような形のテスターを使って、モバイルバッテリーなどの電圧/電流を計測しているのを見かけますよね。
便利そうなので、私も購入してみました。
購入したもの
購入したのはこちら。中国メーカー特有の雰囲気もありますが、Amazon なら返金対応してくれるし良いかと思って選びました。
【追記】 私が購入した商品ページは取り扱いが終了したようなので、同じ型番「AT34」というテスターを扱っている別のページを紹介しておきます。
カラー表示で見やすい。画面表示を180度回転(上下反転)できる。1000円台で買える。この3点が気に入って選びました。価格は2000円未満ですが送料は無料でした(ポスト投函)。
私が買った当時(2020年6月上旬)はすぐ発送してもらえて翌日に届きましたが、現在(2020年7月)は発送が遅くなっています。
「AT34」という型番のテスターで、色んな業者が同じものを売っているようなので、欲しい方は早く届くところを選んだほうが良いかもしれません。
実際の商品
使ってみる
- こちらが実際に届いた「USBテスター」です。「正品保証」というシールが貼ってありましたが、「偽物じゃないよ。本物だよ」ということでしょうか?
- 裏面には、取扱説明書をダウンロードできる URL と QRコード があります。しかし、配布場所はまさかの MediaFire。外部のオンラインストレージ(アップローダー)で配布するスタイルは、はじめて見ました。
- ケースから取り出すとこんな感じ。キャップ付きなのは地味にありがたい。
- 裏面にはボタンがあります。すべての操作はこのボタンで行います(押すor長押し)。
- iPhone の ACアダプター と Lightningケーブル の間に挿して、iPhone X を実際に充電してみると……表示が逆! でも大丈夫、画面表示は回転できます。
- 180度回転して見やすくなりました。写真では青色の文字が暗くて見づらいですが、実際はもっと明るく普通に見えます。
- 現在は、電圧 5.05V,電流 0.965A,電力 4.873W です(他にも色々表示されるが多くの人はこの3つで十分だと思う)。iPhone 付属のアダプターは 5V, 1A の 5W 充電なので、ちゃんと充電されていますね。右側のアイコンは設定メニューです。
- 裏のボタンを押すと、表示が切り替わります。こちらでは「充電モード」を確認できます。今回は「APP1.0A」なので、Apple の 1.0A ということ。
- iPhone 6 を同じように充電してみました。こちらは 0.542A しか出ていないのが分かります。バッテリーがヘタりまくっているので、それが原因でしょうか。発見があって面白いです。
もう少し詳しい情報
設定メニューの使い方
右側のメニューを使うには裏のボタンを「長押し」します。ボタンを押している間、選択が移動するので、目的の項目に来たらボタンを離せばOKです。
記録グループは「0」と「1」の2つがあります。
「リセット」をすると、累積値(mAh, mWh)のカウントが「0」になります。
充電モードの種類
充電モードの表示は下記のものに対応しています。
- Apple 2.4A / 2.1A / 1.0A / 0.5A
- Android DCP
- Quick Charge 3.0 / 2.0
- SAMSUNG
良い点/悪い点
- 数値が色分けされ見やすい
- 表示を180度回転できる
- 1000円台で買える
数値が色分けされているのはとっても見やすいです。
画面表示を回転できるのも便利。例えば、ノートPC の左右に USBポート がある場合、片方は上下逆になること必至なので、この機能は重宝します。
- 裏のボタンが状況によっては押しにくい
- 長押し中の設定メニュー選択の進みが遅い
- 経過時間の表示がない
「ボタン」が裏にあるのはちょっと微妙。例えば、ノートPC に挿した時は裏側のすき間があまりないので、押しづらく感じます。
ボタンの長押しで設定メニューを選びますが、この選択の進むスピードが結構ゆっくりです。画面表示の回転はよく使いますが、メニューの一番最後にあるので少し待ち遠しいです。
まとめ
機能も構造もシンプル。カラー表示で画面の回転ができるのは非常に便利です。
前述のとおり少し残念な点もありますが、私の使用目的であればそこまでの不便はないので、これからも使っていきたいと思います。
【追記】 私が購入した商品ページは取り扱いが終了したようなので、同じ型番「AT34」というテスターを扱っている別のページを紹介しておきます。
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