こんにちは、さち です。
普段、ウェブサイトを作るときは「Visual Studio Code(以下:VSCode)」を使っています。動作が軽く色々な機能も追加できるのに、無料で利用できる最強のコードエディターアプリです。
今回は、この VSCode で複数の文字列をまとめて「選択」する方法についてまとめていきます。
たまに使おうとして、キーボード操作を忘れてしまっていることがあるので、備忘録としてこの記事を残しておきます。
同じ文字列を選択する
同じ文字列を1つ選択する
Ctrl + D キー
選択を1つ取り消す
Ctrl + U キー
- Ctrl + D キーを押して「同じ文字列」を選択します。
- しかし、操作ミスで予定よりも多く選択してしまいました。そういう時は、Ctrl + U キーを押すと……
- 「同じ文字列」の選択を1つ戻すことができます。
1つ飛ばして選択する
Ctrl を押しながら K → D
- Ctrl + D キーを押して「同じ文字列」を選択する時に、ここは選択したくないという場合もあります。そういう時は、Ctrl を押しながら K D キーの順に押すと……
- 1つ飛ばして、次にある「同じ文字列」を選択できます。
同じ文字列をすべて選択
Ctrl + Shift + L キー
その他の複数選択
マウスで複数選択をする
Alt を押しながら「ドラッグ」
矩形選択(長方形状の選択)をする
Ctrl + Shift + Alt + 方向 キー
- Ctrl + Shift + Alt + ↓ キーを押していくと……
- 複数の行にカーソルが配置されました。さらに、この状態で Ctrl + Shift + Alt + → キーを押していくと……
- 矩形選択ができました。
Shift + Alt キーを押しながら「ドラッグ」でも矩形選択をできます
【おまけ】 知っていると便利な操作
編集
行の内容を下/上にコピー | Shift + Alt + ↓ / ↑ |
行の内容を下/上に移動 | Alt + ↓ / ↑ |
行を削除 | Ctrl + Shift + K |
新しい行を下に挿入 | Ctrl + Enter |
新しい行を上に挿入 | Ctrl + Shift + Enter |
選択
行を選択 | Ctrl + L |
同じ文字列を1つ選択 | Ctrl + D |
同じ文字列の選択を1つ取り消す | Ctrl + U |
1つ飛ばして同じ文字列を選択 | Ctrl を押しながら K → D |
同じ文字列をすべて選択 | Ctrl + Shift + L |
マウスで複数選択 | Alt + ドラッグ または Ctrl + ドラッグ |
矩形選択 | Ctrl + Shift + Alt + 方向 |
マウスで矩形選択 | Shift + Alt + ドラッグ |
検索・置換
文字列を検索 | Ctrl + F |
文字列を置換 | Ctrl + H |
変数・関数の名前を一括変更 | F2 |
変数・関数の定義に移動 | F12 |
変数・関数の定義をここに表示 | Alt + F12 |
変数・関数の参照に移動 | Shift + F12 |
変数・関数の定義と参照を検索 | Shift + Alt + F12 |
「変数・関数の名前を一括変更」の使い方の詳細は、こちらの記事で紹介しています。
VSCode: 同じスコープにある変数の名前だけを一括変更する
また、「変数・関数の定義に移動」の使い方の詳細は、こちらの記事で紹介しています。
【VSCode】 関数の「定義」場所に一瞬で移動する方法
カーソル
カーソルを行頭/行末に移動 | Home / End |
カーソルをファイルの最初/最後に移動 | Ctrl + Home / End |
カーソルを下/上に追加 | Ctrl + Shift + ↓ / ↑ |
クリックした位置にカーソルを追加 | Alt + クリック または Ctrl + クリック |
対応するカッコにカーソルを移動 | Ctrl + Shift + ¥ |
カーソル移動せずに下/上にスクロール | Ctrl + ↓ / ↑ |
その他
右端で折り返しの有効/無効 | Alt + Z |
コマンドパレットを開く | Ctrl + Shift + P |
設定を開く | Ctrl + , |
サイドバーを表示/非表示 | Ctrl + B |
パネルを表示/非表示 | Ctrl + J |
ターミナルを表示/非表示 | Ctrl + @ |
サイドバーとパネルの表示/非表示については、具体的な操作をこちらの記事で紹介しています。
【VSCode】 「サイドバー(左側)」と「パネル(下部)」を隠す/表示する方法
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