【VSCode】 「行」をスクロール追従させてカッコの関係を一目瞭然にする(sticky scroll)

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エディター画面

こんにちは、さち です。

普段、ウェブサイトを作るときは「Visual Studio Code(以下:VSCode)」を使っています。動作が軽く色々な機能も追加できるのに、無料で利用できる最強のコードエディターアプリです。

今回は、この VSCode で「行」をスクロールに追従sticky scroll)させて、カッコの関係を分かりやすくする方法について書いていきます。

この機能は、VSCode のバージョン1.70以降で使用できます

 

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「行」をスクロールに追従させる

文字だけだとどんな効果なのか分かりにくいと思うので、実際の機能を確認してみましょう。

  1. 例えば、このような JavaScript のコードがあります。
    エディター画面
  2. 少しスクロールしました。1行目追従しているのが分かります。
    エディター画面
  3. さらにスクロールしました。先ほどと同様に、5行目追従しています。
    エディター画面
  4. さらに追加でスクロール。9行目追従しています。
    エディター画面

コード使用する「カッコ」が、どこから始まっているのか分かりやすいですよね。

ちなみに、追従している「行」をクリックすると、その「行」に移動することもできます。

使用するための設定

  1. アクティビティバーにある「管理(歯車)」アイコンをクリック。
    管理
  2. 「設定」をクリックします。(ショートカットキーは Ctrl +
    設定
  3. 検索に editor.experimental.stickyScroll.enabled と入力します。
    設定画面
  4. 表示された項目にチェックを入れます。
    設定画面

これで、行がスクロールに追従するようになります。

「settings.json」を使う場合

VSCode の設定ファイル「settings.json」を直接編集する場合は、次のように追記すれば同様の効果を得られます。

"editor.experimental.stickyScroll.enabled": true

追従する行の背景色を変える

「settings.json」に下記のように追記することで、スクロール追従する「行」の背景色も指定できます(「設定」ではできない)。背景色は、通常時カーソルを重ねた時(ホバー時)の2種類を指定可能です。

"workbench.colorCustomizations": {
  "editorStickyScroll.background": "#121930",//追従の背景色
  "editorStickyScrollHover.background": "#1d2950",//追従のホバー時背景色
}

背景色の記述をすると、エディターの表示はこんな感じになります。(違いが分かりやすいように、上記よりも濃い色にしてあります)

エディター画面

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