【Windows】 エクスプローラーでアドレスを簡略化できる「環境変数」を使う

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こんにちは、さち です。

今回は、Windows で「システム」フォルダーなどにアクセスする時に便利な、「環境変数」について書いていきます。

ブログの記事でちょくちょく使っているので、簡単に言えば備忘録です。

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環境変数とは?

Windows での「環境変数」は、特定の場所へ簡単にアクセスできるようにするキーワードです。(厳密には違いますが、今回の使い方的に簡略しています)

例えば、PC 上にある C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming という場所は、%AppData% という「環境変数」が割り当てられています。

つまり、この場所にアクセスしたい時は %AppData% というキーワードを書くだけでOK。試しに「エクスプローラー」のアドレスバーに入力すると、一発でジャンプできます。短い記述で移動できて便利ですよね。

また、アドレスの C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming の中にある「ユーザー名」は人それぞれで異なる部分ですが、%AppData% を使うと自動的にその人の「ユーザー名」を入れてくれます。

「環境変数」は自分で追加することもできますが、今回は触れないので、興味がある人は調べてみて下さい。

便利な環境変数

個人的によく使う「環境変数」をまとめておきます。

環境変数 場所
%UserProfile% C:\Users\ユーザー名
%AppData% C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming
%LocalAppData% C:\Users\ユーザー名\AppData\Local
%OneDrive% C:\Users\ユーザー名\OneDrive
%Public% C:\Users\Public
%Temp% C:\Users\owner\AppData\Local\Temp
%Tmp%
%ProgramData% C:\ProgramData
%ProgramFiles% C:\Program Files
%ProgramFiles(x86)% C:\Program Files (x86)
%WinDir% C:\Windows
Windows のバージョンによって示す場所が異なることがあります(上記は Windows 10 のもの)

「環境変数」は他にもあります。もっと知りたい人はググってみて下さい。

ちなみに、見やすいように大文字と小文字を混ぜて記述しましたが、大文字/小文字の区別はないので、すべて小文字で入力してもOKです。

「環境変数」を使う

エクスプローラー

エクスプローラーの画面

エクスプローラーの「アドレスバー」に「環境変数」を入力して Enter キーを押すと、その場所に簡単にアクセスできます。

「環境変数」単体でなく、アドレスを追加して使うことも可能です。

例えば、上図のように %APPDATA%\Affinity と記述した場合、C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Affinity にアクセスできます。

検索

デスクトップの操作画面

タスクバーの左側にある「検索」に「環境変数」を入力することで、その場所にアクセスできます。

こちらも、「環境変数」単体でなく、アドレスを追加して使うことも可能です。

ファイル名を指定して実行

デスクトップ画面

+ R キーで表示できる「ファイル名を指定して実行」で「環境変数」を入力することで、その場所にアクセスできます。

こちらも、「環境変数」単体でなく、アドレスを追加して使うことも可能です。

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