こんにちは、さち です。
ブログやサイトの運営に使われる「WordPress」。
WordPress のファイルが他のファイルと混ざらないように、WordPress を専用ディレクトリ(仮に「wp」とする)にインスト―ルしていることも多いと思います。
その場合、WordPress にアップロードした画像の URL は「https://example.com/wp/../uploads/sample.jpg」になります。何だか、画像ファイルのある場所が無駄に深い気がするんですよね。
WordPress の画像のアップロード場所を違う場所(ディレクトリ)に変更してみましょう。
まえおき
今回のお話では、「WordPress」を専用ディレクトリ(フォルダー)「wp」にインストールしたという前提で話を進めていきます。ドキュメントルート(最上位の公開ディレクトリ)にインストールしている場合と微妙に手順が違うので、注意して下さい。
WordPress を専用ディレクトリにインストールして使う方法は下記の記事で書いています。知りたい方はこちらも併せてどうぞ。

「WordPress」を専用ディレクトリに置きつつメインドメインで運用
画像のアップロード場所を変える
初期設定のまま WordPress を使用すると、画像は「https://example.com/wp/wp-content/uploads」にアップロードされます。アップロード場所を変えてみましょう。
- 画像のアップロード場所をドキュメントルート直下の「uploads」ディレクトリに変更してみます。
- WordPress の管理画面を開いて、メニューから「設定」を開きます。
- URLの末尾の「-general」を削除して「options.php」に変更。「Enter」キーを押します。
- ページ内検索(Ctrl + F)で「upload_path」を検索して、「upload_path」に「../uploads」、「upload_url_path」に「ブログのドメイン/uploads」と入力します。
「upload_path」は、WordPress のインストール場所から画像のアップロード場所への相対パス。「upload_url_path」は、画像のアップロード場所への絶対パスを URL で記述します。 - ページを最下部までスクロールして、「変更を保存」をクリック。
これで、今後 WordPress に追加した画像などのメディアは、「https://example.com/uploads」にアップロードされます。指定したディレクトリは WordPress によって自動作成されるみたいですが、気になる人はあらかじめ手動で作成しておきましょう。
「upload_url_path(ファイルへの完全な URL パス)」を空にした場合、画像の URL は「ブログのドメイン + upload_path(アップロードするファイルの保存場所)」になります。今回のような親ディレクトリへの移動「../」を使わなければ、通常「upload_url_path(ファイルへの完全な URL パス)」は空のままで良いです。
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