こんにちは、さち です。
先日、携帯電話に SMS が届きました。送信元は「Yahoo!」で、ログインの「確認コード」でした。
は? 私はログインしてないんだけど……? つまり、「不正ログイン」です。(似た ID を持つ人が入力ミスしただけの可能性も)
不正ログインは未遂でしたが、ログイン時の画面(上図)から、携帯電話番号(以下:携帯番号)の下4桁はバレてしまったはずです。
下4桁だけとはいえ、これも立派な個人情報。簡単に見られる状態なのは問題です。
Yahoo! の設定を変更して、プライバシー対策をしていきます。
電話番号(下4桁)が簡単に見られてしまう
最近は、Yahoo!メール に登録時すると、初期設定で「確認コード(SMS)」でのログインが有効になっています。
どの携帯番号に届いたのか知らせるためのシステムだと思いますが、「メールアドレス」さえ分かれば、携帯番号(下4桁)を誰でも見られる状態になってしまうので、プライバシーとしては微妙です。
携帯番号の下4桁は自分で選べるので、下4桁でも個人を特定できる可能性が十分にあります。
簡単に見られないように、設定を変更していきましょう。
見られないように変更する
【手順1】 パスワードでログインさせる
まずは、「確認コード(SMS)」でなく「パスワード」を使ってログインするように設定を変更します。
手順は、下記リンク先の記事で紹介ているので、参照して行って下さい。

【手順2】 ワンタイムパスワードを使う
「パスワード」だけでのログインは少し不安です。セキュリティーを高めるために、SMS を「ワンタイムパスワード」に使いましょう。
「ワンタイムパスワード」とは、1回(=ワンタイム)だけ使えるパスワードです。ログインする度に新しいパスワードが SMS で送られて来るので、それを入力して使います。
先ほどの「確認コード」と同じ仕組みですが、「ワンタイムパスワード」が発行されるのは「パスワード」でのログインが成功した時だけ。携帯番号(下4桁)を誰でも見られる状況は回避できます。
- Yahoo! の「登録情報」ページから、「ログインとセキュリティ」を開きます。(Yahoo! JAPAN ID でのログインが必要)
- 下にスクロールして、「ワンタイムパスワード」をタップ。
- 「SMS(おすすめ)」を選んで、「開始」ボタンをタップ。(「メール」にする場合は 現在のYahoo!メール 以外のメールアドレスが必要)
- 「ワンタームパスワード(SMS)」を受信する携帯番号を確認(必要なら変更)。「送信」ボタンをタップします。(※携帯番号はダミー)
- 送られてきた「ワンタイムパスワード」を入力して、「認証」ボタンをタップ。
- ワンタイムパスワードの停止時に使う「メールアドレス」を選択(必要なら追加・編集)。「設定」ボタンをタップします。
- ワンタイムパスワードの設定が完了しました。(※携帯番号はダミー)
- ワンタイムパスワードが「利用中」になっていればOK。
設定後のログイン
「ワンタイムパスワード」の入力画面でも、『「***-****-0000」あてに送信しました。』という表示は出ますが、「パスワード」が正しくない限りこの画面には到達できません。
これで、携帯番号(下4桁)が簡単に見られることはなくなりました。
ちなみに、上記の手順「3」で、「この端末では次回からワンタイムパスワードの入力を省略」にチェックを入れると、その端末では次回からワンタイムパスワードを省略できます。
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