こんにちは、さち です。
Windows10 をバージョン「1903」(May 2019 Update)にアップデートしました。
先日の記事に書いたとおり、バージョン「1903」にはエクスプローラーの「並べ替え」ができない不具合があります。
そこで、対策など色々と調べていると、新たな不具合の情報にたどり着きました。
バージョン「1903」は、グラフィックにも不具合があるらしい……。
不具合の詳細
モニターの有名メーカー「EIZO」によると、Windows 10 をバージョン1903(May 2019 Update)にアップデートすると、階調(グラデーション)表示に不具合が出るとのこと。
具体的には、グラデーションの中に縦じま(バンディング)が発生します。
モニター,GPU のメーカー/型番とは無関係で、すべての環境でこの症状が出る可能性があります。
Windows 側の映像処理が原因で、回避方法がないという絶望的状況です。グラフィック制作などで Windows 使っている人はアップデートをしないことが推奨されています。
現在は、「Windows」と「グラフィックドライバー」を最新のものに更新することで解決します。
自分のモニターでも確認してみる
階調表示の不具合を確認できるよう、「ディスプレイ ドット抜けテスト」にグラデーション表示を追加しました。目視でのテスト用にお使いください。
私も「ディスプレイ ドット抜けテスト」でグラデーションを全画面表示にして、不具合が出ているか確認してみます。(ディスプレイの明るさを上げた方が確認しやすいです)
こちらが、実際のモニターの表示を写真に撮ったものです。情報どおり、グラデーションの中に「縦じま」が発生しています。
少し見えにくいので、縦じまの輪郭に赤い線を付けてみました。ラインの先端から、上に向かって縦じまの輪郭が伸びているのが分かると思います。
写真では少し見にくいですが、肉眼では結構くっきり見えます。分かりやすくしたイメージ図ですが、こんな感じです。
映像/画像の編集や制作をメインに PC を使っている場合、大きな支障がある不具合です。そのような人は、Windows 10 を「1903」(May 2019 Update)にアップデートするのはやめておきましょう。
コメント
こちらの記事に記載のEIZOの「Microsoft Windows 10 May 2019 Update (1903)における表示異常」のアナウンスが更新されましたね。
私のデスクトップも、グラフィックスボードドライバをNVIDIA GeForce driver 431.36に更新したところ、グラデーション縞模様が綺麗に消えました^^
さちさんの記事のお陰です。
ありがとうございました^^
情報ありがとうございます。
私も Intel HD Graphics を最新バージョン(7323)にしてみると、しま模様は発生しませんでした。
この問題は解決したようですね。