こんにちは、さち です。
今回は、PC の画面上ならどこでも長さを測ることができる無料アプリ「Ruler」を紹介します。(ブログを書く時にめちゃくちゃ役立っています)
画面上の長さを測れる
Ruler の使い方
アプリのダウンロード
- GitHub のダウンロードページにアクセスして、最新版の「Ruler」をダウンロードします。
- ダウンロードした「ZIP」ファイルを解凍。「Ruler.exe」からアプリを起動できます。(インストール不要)
設定
Ruler 上で「右クリック」すると、設定メニューなどが表示されます。英語表示ですが、各項目の意味は次のとおりです。
Stay On Top | 常に手前に表示 |
---|---|
Vertical | 垂直方向で表示 |
Tool Tip | 現在のサイズをツールチップで表示 |
Opacity | 不透明度を 10~100% で指定 |
Lock Resizing | サイズを固定(Set size は使用可能) |
Set size | 数値でサイズ(幅・高さ)を指定 |
Duplicate | 現在の状態の Ruler を複製 |
Reset To Default | 初期設定に戻す |
About | アプリの情報を表示 |
Exit | アプリを終了 |
起動時の設定を指定する
Ruler はアプリを終了すると設定がすべて初期値に戻ってしまいます。しかし、アプリ起動時に「パラメーター」を渡すことで、好みの設定で Ruler を起動することが可能です。
その方法について書いていきます。
- 「Ruler」のショートカットを作成します。
- ショートカットを選択して Alt + Enter キーを押して「プロパティ」を開きます。(ショートカット上で「右クリック」→「プロパティ」でも可)
- 「リンク先」の末尾に
半角スペース
を追加して、その後に幅 高さ 垂直表示 不透明度 ツールチップ表示 サイズ固定 常に手前に表示
の順に「数値」や「true/false」を入力(※各項目の詳細は後述)。記述の省略はできません。必ずすべての項目を記述してから、「OK」をクリックして閉じましょう。
- 作成した「ショートカット」から Ruler を起動すると、指定された設定が反映されます。
ちなみに、「ランチャー」アプリによっては、「起動引数」などという名前でパラメーターを別途入力できる場合もあります。(下記の画像はアプリ「MagicFormation」)
各項目の仕様
設定で該当する項目 | 初期設定 | 入力形式 | |
---|---|---|---|
幅 | Set size | 400 | 整数値 |
高さ | Set size | 75 | 整数値 |
垂直表示 | Vertical | false | bool値 (true/false) |
不透明度 | Opacity | 0.6 | 小数(0.1~1.0) |
ツールチップ表示 | Tool Tip | true | bool値 (true/false) |
サイズ固定 | Lock Resizing | false | bool値 (true/false) |
常に手前に表示 | Stay On top | true | bool値 (true/false) |
コメント