【Windows】 サウンドデバイス(スピーカー)のプロパティを一発で開く

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サウンドデバイスのプロパティ画面

こんにちは、さち です。

今回は、「スピーカー」「ヘッドホン」「マイク」などのサウンドデバイスの「プロパティ」を、一発で開くショートカットを作っていきます。

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やりたいこと

外部(iPhone)の音声を低遅延で PC に取り込むときに、下記リンク先の記事の方法を使っています。

Windows:PC に iPhone の音を送って遅延なしでミックスする
こんにちは、さち です。以前、2つの音声を1つの出力にまとめられるケーブルについて記事を書きましたが、この方法は機器に悪影響が出る可能性もあり、他に安くて簡単な方法はないかと模索していました。(結局、機器に不具合が出たことは一度もないですが

そのため、「ヘッドホンのプロパティ」で「FrontMic」のオン/オフをよく操作するんですが、このウィンドウを開くのが地味に面倒です。

サウンドデバイスのプロパティ画面

このウィンドウを一発で開けるようにしてみます。

一発で開くショートカットを作る

【手順1】 サウンドデバイスのプロパティを開く

サウンドデバイスの「プロパティ」を開く手順を下記以外の方法で行うと、後述する「手順2」での操作に支障をきたす恐れがあります
  1. + I キーを押して「設定」を開きます(画面左下の「Windows」ボタン→「設定(歯車)」でもOK)。「システム」をクリックします。
    Windows 設定 システム
  2. 左側のメニューから「サウンド」をクリック。
    サウンド
  3. 出力」にある「デバイスのプロパティ」をクリック。(マイク等の入力デバイスの場合は、「入力」にある「デバイスのプロパティ」)
    「設定」の操作画面
  4. 追加のデバイスのプロパティ」をクリック。
    「設定」の操作画面
  5. 現在使用中のサウンドデバイス(今回は、ヘッドホン)のプロパティが開きました。一旦、このまま放置して、次の操作に進みます。
    サウンドデバイスのプロパティ画面

【手順2】 コマンドラインを取得する

  1. タスク マネージャーCtrl + Shift + Esc)」を開いて、「詳細」タブをクリックします。
    「タスクマネージャー」の操作画面
  2. 項目名の上にカーソルを合わせて「右クリック」。
    「タスクマネージャー」の操作画面
  3. 列の選択」をクリック。
    「タスクマネージャー」の操作画面
  4. コマンドライン」をオンにして「OK」をクリック。
    「タスクマネージャー」の操作画面
  5. 「コマンドライン」の項目が増えました(右端に追加)。ここで、名前が「rundll32.exe」のものをクリックして選択します(複数ある場合は、「コマンドライン」の文字列の中に ms-mmsys: がある方)。Ctrl + C キーを押してコピーをします。
    「タスクマネージャー」の操作画面
  6. メモ帳などのテキストエディターを開いて「ペーストCtrl + V)」します。ペーストした内容の中から下記のような文字列を探します。(下記の 0 の部分は数字、x の部分は英数字のランダム)
    ms-mmsys:,{0.0.0.00000000}.{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx},general
  7. この文字列の末尾にある general の部分を変更すると、開く「タブ」を指定できます。タブは左から順に 0 1 2 … と数字が対応しています。今回は「レベル」タブを開きたいので、1 ですね。
    サウンドデバイスのプロパティ画面
  8. general1 に書き換えて下記のようになりました。これ(ms-mmsys: から 数字 または general まで)を「コピー(Ctrl + C)」します。
    ms-mmsys:,{0.0.0.00000000}.{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx},1
開く「タブ」の指定は、数字 以外に general(全般) levels(レベル) advanced(詳細) spatial(立体音響) などの英語でも指定できます

【手順3】 ショートカットを作る

  1. デスクトップの何もないところで「右クリック」→「新規作成」→「ショートカットと進みます。
    ショートカットの作成
  2. 「項目の場所(以下略)」に、先ほどコピーした内容を「ペーストCtrl + V)」。「次へ」をクリック。
    「ショートカットの作成」の画面
  3. ショートカットの名前入力して、「完了」をクリック。
    「ショートカットの作成」の画面
  4. ショートカットができました。これを開くと……
    デスクトップ画面
  5. 「ヘッドホンのプロパティ」の「レベル」タブを一発で開けます
    サウンドデバイスのプロパティ画面
Windows Update を行うと、デバイスに割り当てられる「ランダム文字列」部分が変更され、「ショートカット」が動作しなくなる場合があります。その場合は、もう一度【手順1】からやり直し、ショートカットのリンク場所を修正して下さい。

【おまけ】 アイコンを変更する

この手順は必須ではありません。ショートカットのアイコンをもっと分かりやすいものにしたいという場合だけ行って下さい。

  1. 先ほど作ったショートカットを選択し、Alt + Enter キーを押して「プロパティ」を開きます。(アイコン上で「右クリック」→「プロパティ」でもOK)
    デスクトップ画面
  2. Webドキュメント」タブを開いて、「アイコンの変更」をクリック。
    サウンドデバイスのプロパティ画面
  3. 一覧からアイコンを選択します。今回は気に入るものがないので、「参照」する場所を C:\Windows\System32\SndVol.exe に変更します。(アドレスを入力して Enter キーを押す)
    サウンドデバイスのプロパティ画面
  4. スピーカーアイコンを選択して、「OK」をクリック。
    サウンドデバイスのプロパティ画面
  5. アイコンが変更されたのを確認して、さらに「OK」をクリック。
    サウンドデバイスのプロパティ画面
  6. ショートカットのアイコンを変更できました。
    デスクトップ画面

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