こんにちは、さち です。
最近、話題のフォント「源ノ角ゴシック(Source Han Sans)」。
(「源ノ角」は「げんのかく」と読みます)
Adobe が Google と共同で3年かけて開発した
日本語,中国語,韓国語 を1つのフォントファミリーでカバーするフォントです。
この「源ノ角ゴシック」は
オープンソースのフリーフォントとして公開されています。
さっそく使ってみましょう!
文字サンプル
「源ノ角ゴシック」には
「ExtraLight」「Light」「Normal」「Regular」「Medium」「Bold」「Heavy」と
7種類のウェイト(太さ)が用意されています。
「源ノ角ゴシック」をダウンロード
現在、「源ノ角ゴシック(Source Han Sans)」は GitHub で配布されています。
日本語フォントのダウンロードは下記リンクからどうぞ。→ adobe-fonts / source-han-sans / SubsetOTF / JP / - GitHub
(各フォントをクリックしてから、画面右側の「Download」をクリック)
Adobe の Source Han Sans のページにアクセスして
「Download at SourceForge.net」ボタンをクリック。
(ページが表示されない場合は SourceForge.net へ直接アクセス)
「Files」をクリック。
「SourceHanSansJP-1.000.zip」をクリック。
5秒後にフォントのダウンロードがはじまります。
- ダウンロードした ZIPファイル を解凍します。
- 7種類のフォントファイル(OTF形式)ができるのでインストールしましょう。
(フォントファイルを選択して「右クリック」→「インストール」)
- Photoshop Elements で使うときはこんな感じ。
インストールしたフォントはひとまとめで「源ノ角ゴシック JP」と表示されます。
- 7種類からウェイトを選択できます。
Adobe のページをわざわざ経由したのは
Adobe 自体が SourceForge.net からフォントをダウンロードするよう
案内していることを示すのが目的なので気にしないで下さい。
「源ノ角ゴシック」と「Noto Sans CJK JP」は同じ
Source Han Sans は Adobe と Google が共同開発したフォントで
ライセンスを守ることで自由に再配布や改変が可能です。
そのため、Google では Noto Fonts の一部として
「Noto Sans CJK」という名前でフォントを配布しています。
「Noto Sans CJK」では
「ExtraLight → Thin」「Normal → DemiLight」「Heavy → Black」と
ウェイトの名称が一部異なりますが基本は同じフォントです。
ちなみに、フォント名の「Noto」は
その音の響きから「能登」を思い浮かべてしまいがちですが
「ノー豆腐」が語源(ノー豆腐 → No tofu → Noto)。
表示できない文字のときに置換される「□」を豆腐と見立て
ウェブから「豆腐」を無くすという意味を込めているそうです。
【関連記事】
→ Adobe の明朝体フリーフォント「源ノ明朝」
→ フォント紹介(フリーフォント含)記事まとめ
【参考資料】
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