こんにちは、さち です。
先日、「iOS 11.3」が正式リリースされ
iPhone のバッテリー劣化を公式で調べられるようになりました。
早速、自分の iPhone のバッテリー劣化を調べてみます。
バッテリー劣化がないか調べてみる
この操作は、iOS 11.3 以降でないとできません。
iOS が旧バージョンの場合はアップデートをしてから行って下さい。
- 「設定」を開きます。
- 「バッテリー」をタップ。
- 「バッテリーの状態(ベータ)」をタップ。
- この iPhoneX は最大容量が「100%」で、バッテリーの劣化はありません。
ピークパフォーマンス性能にも
「お使いのバッテリーは、現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています。」
とあるので、バッテリーによる CPU の性能低下もないようです。
よくよく調べてみると
現時点(iOS 11.3)でバッテリー劣化による CPU の性能低下が起きるのは
iPhone 6, 6s, SE, 7(各々 Plus を含む) のみで
iPhoneX は、そもそも CPU の性能低下が起こらないようです。
バッテリーの劣化がある場合はどうなる?
バッテリーの劣化があるときは
「最大容量」の表示が100%未満になるのは分かるけど
「ピークパフォーマンス性能」のメッセージがどうなるのか気になります。
ということで、調べてみました。
■ バッテリー劣化によるCPU性能低下がある場合
「パフォーマンス管理」が適用され下記メッセージが表示されます。
パフォーマンス管理は無効にもできますが
一度無効にすると、手動で再び「有効」にはできません。
(次に、突然のシャットダウンが起きた時に自動で「有効」になる)
この iPhone で、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。この現象が再度発生しないように、パフォーマンス管理が適用されました。
■ バッテリーの劣化があまりにひどい場合
バッテリーの劣化がひどい場合、
「バッテリー劣化によるCPU性能低下がある場合」のメッセージに加えて
このメッセージが表示されます。
予想ですが、「最大容量」が80%未満の時に出るものだと思います。
お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple 正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。
■ 「パフォーマンス管理」を手動でオフにしている場合
バッテリーが劣化しているのに
手動でパフォーマンス管理を無効にしていると、この表示になります。
再度書きますが、手動では「有効」に戻せません。
(次に、突然のシャットダウンが起きた時に自動で「有効」になる)
この iPhone で、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。パフォーマンス管理による保護を手動で無効にしています。
■ バッテリーの状態が不明な場合
バッテリーを正しく取り付けていなかったり
バッテリー部品が不明だったりすると上記メッセージになります。
予想ですが、非正規修理(非純正バッテリー)の場合にこうなるのかも。
この iPhone では、バッテリーの状態を判定できません。バッテリーに関するサービスは、Apple 正規サービスプロバイダが対応します。
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