こんにちは、さち です。
DTM をするようになると
段々と自作した音楽の音の小ささや迫力のなさが気になってくるはず。
そこで避けて通れない作業が「ミキシング」です。
ミキシングとは、簡単に書くと
複数の楽器(トラック)の音量、定位(パン)、リバーブなどを調節し
「音楽」として仕上げる作業のことを指します。
説明だけ読むと非常に簡単に見えるこの作業ですが
実際に自分でやってみると、とんでもなく難しい…。
そこで今回は
ミキシングついて解説されている動画やサイトを
紹介していきたいと思います。
動画で見るミキシング解説
毎度おなじみ流浪の番組、タモリ倶楽部でございます。
マニアックなテーマを扱うことも多いこの番組ですが
ミキシングについて触れている回もあったようです。
ミキシング一筋45年以上のプロで
福山雅治、ゆず、May'n など多くのアーティストを手掛けたという
レコーディングエンジニアの内沼映二さんが
ミキシングについて解説してくれています。
前編
後編
ピラミッドの解説はとても参考になったので
別途キャプチャも載せておきます。
コンプレッサ/リミッタ の使い方
初心者にとって扱いが難しいコンプレッサとリミッタ。
よく分からない用語ばかり並んでいて
使い方が全然分からないということになりかねません。
こちらのページでは
コンプレッサとリミッタがとういう役割のエフェクトなのかを
解説してくれています。
役割を理解しておけばこれらのエフェクトの扱いにも慣れてくるはず。
ちなみに、コンプレッサとリミッタで使われる言葉で
「スレッショルド」と「レシオ」がありますが
この2つの意味を簡単にまとめておきたいと思います。
「スレッショルド(Threshold)」は「しきい」という意味で
音量がこの値を超えたらエフェクトがかかりはじめるよという値。
閾値(しきい値)という言葉を聞いたことがある方なら
意味も理解しやすいはずです。
「レシオ(ratio)」は「比率」という意味で
どのくらいの強さでエフェクトをかけるかという値。
レシオというくらいなので実際の値も比率で表示されています。
比率が大きくなるほどエフェクトのかかり方が強くなります。
ミキシングのコツ
こちらのページでは
ミキシングのコツについて詳しく解説されており
とても実践的な内容になっています。
楽器ごとにイコライザーで音(周波数)を抑え
同じ周波数帯に音が集まらない(ぶつからない)ようにすると
ゴチャゴチャしたうるさい音になるのを避けられるとのこと。
また、打ち込み作業についての解説もあり
こちらもとても役立つ内容です。
【追記】 こちらも非常に参考になります。
ギターのミキシングテクニックについて語られています。
→ プロのエンジニアがこっそり教える魔法のEQテクニック - 藤本健のDTMステーション様
これらを理解すれば今すぐプロ顔負けのミキシングができる!
…というわけにはいきませんが
何も知らなかった時よりはるかにマシになるはず。
少しでも自分が思い描く理想に近づけるように経験を積み
上手な人の作品(CDなど)を聴いて参考にしていきましょう。
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音を大きくする本 (Stylenote Nowbooks3) 永野 光浩 by G-Tools |
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