こんにちは、さち です。
最近、Firefox で Flash を含むサイトを表示すると
しばらく固まる(プチフリーズ)症状が頻繁に出ます。
Firefox の設定を見直したところ
症状が改善したのでまとめていきたいと思います。
Flash があるとページの読み込みが固まる
先に、症状が出た PC の環境を書いておきます。
OS: | Windows XP SP3 |
ブラウザ: | Firefox 25.0 |
Flash: | バージョン11.9.900.117 |
(それぞれ記事執筆時の最新版)
この PC で、ニコニコ動画の動画プレイヤーなど
Flash を含むサイトにアクセスすると
読み込みが数秒~数十秒固まってしまいます。
PC が結構年代物なので
動作が遅いのは仕方ないのですが
以前はここまでひどくありませんでした。
そこで、Firefox の設定を見直すことに。
「plugin-container」を有効にしよう
「plugin-container」を有効にしてみたところ
Flash を含むサイトでも固まらなくなり
以前と同程度の使用感に戻すことができました。
「plugin-container」を有効にする手順は次のとおり。
- アドレスバー(ロケーションバー)に
「about:config」と入力し、「Enter」キーを押します。 - 「細心の注意を払って使用する」をクリック。
- 検索に「dom.ipc.plugins.enabled」と入力。
plugin-container が無効の場合
表示された項目の値は「false」になっているはずです。
この項目をダブルクリックしましょう。 - 値が「true」になりました。
- 「about:config」を閉じ、Firefox を再起動します。
Flash を含むサイトにアクセスすると
タスクマネージャ(プロセス)で「plugin-container.exe」を確認できます。
私の場合は
この設定後、Flash を含むサイトにアクセスしても
Firefox が固まることがなくなりました。
「plugin-container.exe」とは?
記事の本筋とあまり関係がない内容なので
「plugin-container.exe」の正体に興味がない人は
読み飛ばして下さい。
「plugin-container.exe」の役割は
Flash 等のプラグインを読み込み動かすこと。
Firefox と plugin-container は独立しているため
もし Flash に不具合が起こったとしても
クラッシュするのは「plugin-container.exe」だけ。
つまり、Firefox は無事に起動し続けるわけです。
plugin-container の初搭載は Firefox 3.6.4。
しかし、当時は plugin-container を有効にすると
Firefox の動作が遅くなる場合があり
無効にしてしまった人が多くいました。
plugin-container は初期設定で「有効」になっています。
手動で無効化していない限りは動作しているはずです。
plugin-container についてさらに詳しく知りたい人は
こちらの Firefox ヘルプ をどうぞ。
私の環境では、plugin-container を有効にすることで
Flash 読み込み時のプチフリーズが解決しましたが
同じ症状が出たすべての PC に効果があるかは不明です。
他に原因がある可能性も考えられるので
改善したらラッキーくらいの心持ちでお願いします。
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