こんにちは、さち です。
先日、iPhone が有線(Lightningケーブル)で充電できなくなりました。
その結果、ワイヤレス充電だけで過ごすことになってしまったんですが、やっぱりワイヤレス充電しかできないのは色々と不便です。
何とかして、再び有線(Lightningケーブル)で充電できるようにしたい!
今回は、そんな奮闘の記録です。
これまでのあらすじ
最初に iPhone が充電不能になったのは5月のはじめ。この時は「接点復活スプレー」を使うことで直すことができました。

しかし、それから約1ヶ月半後。
再び充電ができなくなりました。しかも、今回は「接点復活スプレー」でも直らず。以来、ワイヤレス充電だけで過ごすことになりました。

ただ、ワイヤレス充電には欠点が……。
有線(Lightningケーブル)と比べて充電が遅いんです。さらに、充電中は充電台の上から iPhone を動かせないので、充電しながら iPhone を使うのが困難です。
ワイヤレス充電は、ケーブルなしで充電できるのが未来的でカッコイイんですが、実用性は有線(Lightningケーブル)の方が圧倒的に高いんです。
無くなってはじめて気付く、そのありがたさ。それが有線充電……。
「電子パーツクリーナー」を使ってみる
「接点復活スプレー」以外の KURE の製品(スプレー)を使えば直るかもしれない。そんな淡い期待はありました。しかし、接点復活スプレーでダメだった以上直るとは限らないので、わざわざ買って試すのはなぁという思いが……。
そんなことを考えながら過ごしていたある日、実家の車庫の端で KURE のスプレーを偶然見つけました。あったのは「エレクトロニッククリーナー」。
こちらが実物。車庫に長期間置かれていたので少し錆びていますが、十分使えます。
エレクトロニッククリーナーは、電気・電子パーツをキレイにするスプレー。デリケートな部品やプラスチック部品にも使用できます。iPhone の端子にも使えそうです。
最近は使っていないとのことなので、借りてきました。
iPhone の有線充電が再び復活!
これを使えば iPhone の Lightning端子 が復活するかもしれない。そんな一部の望みにかけて「エレクトロニッククリーナー」を使ってみます。
iPhone の電源を切って Lightning端子 にスプレーをするのですが、速乾性ですし面倒(やけくそ気味)なので、直接ぶち込むことにします。
プシュー!! ジュボボボボb……
思いのほか噴射の勢いがよく、端子から液体があふれました。
慌ててティッシュを取りに行ったのですが、戻ったときには床にこぼれた液体は跡形もありませんでした。速乾すぎる。
ん……?
くっさ!!!
液体は消えましたが、今度は強烈なニオイが……! 身体に悪そうな薬品の匂いが部屋中に充満していきます。マジでくさい! 即窓を開けて換気しました。
すぐ乾く=すぐ気化する(気体になる)ということなので、ニオイが強い可能性は予測できたかもしれない……。考えが甘かったです。
ただ、速乾のおかげて iPhone の端子もすぐに乾きます。この点はすごく楽。
スプレーをしてから約1時間後。わずかな望みにかけて、iPhone に Lightningケーブル をつないでみると……
ポンという音(SE)が鳴り、充電がはじまりました!!
これでまた、iPhone を有線(Lightningケーブル)で充電できます。呉工業、神。
まとめ
「接点復活スプレー」では直らず、一度はあきらめた iPhone の有線充電でしたが、「エレクトロニッククリーナー」で再復活しました。
ワイヤレス充電器は PCデスク に移動し、置くだけで気軽に充電できる本来の姿に戻りました。PC作業 など、他のことをしている間に使うサブ充電器としてなら、ワイヤレス充電も悪くないんですよね。
Lightningケーブル での充電が復活してから約1ヶ月半 約10ヶ月(2020年5月追記) が経ちましたが、現在も正常に充電できています。ただ、接点復活スプレーの時は再び充電不能になったので、今後も予断を許さない状態です。新型iPhone が出るまで持ちこたえて欲しいですね。
もし、この記事を見て自分も試してみようと思った方は、必ず換気の良い場所で作業して下さいね。ニオイが大変なことになります。可能なら、ベランダなど屋外で作業した方が良いです。
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