こんにちは、さち です。
先日、Firefox のアドオンを更新してみたら
BlockSite の「設定」に見慣れないロゴが…。
ちょっと調べてみたところ
BlockSite はユーザの情報を収集,送信するという話が
わんさか出てきました。
「BlockSite」はユーザの情報を収集している
検索して見つけたのはこちらのページ。
掲載は2サイトですが同じ話題を扱ったサイトが他にも多数。
→ Steady assimilation様
→ digital 千里眼 @abp_jp様
話によると
すでに2013年1月中旬時点で BlockSite は買収されており
ユーザ情報の送信が行われていた可能性があるとのこと。
BlockSite の「設定」にあるロゴの下をよく見ると
「Allow sending anonymous statistics」という一文が…。
日本語訳は「匿名の統計情報の送信を許可する」ですね。
話のとおり、ユーザ情報を送信しようとしています。
この文の内容を信じるなら
チェックを入れない限り情報の送信はしないのでしょう。
しかし、同じ開発者が配信している別のアドオンでは
許可をしてないのに裏で通信をしていたという話があり
無条件で信じるには不安があります…。
「BlockSite Plus」なら大丈夫?
代替アドオンを探したところ「BlockSite Plus」を見つけました。
作者名が BlockSite の Wips.com と異なりますが
インターフェイスは BlockSite とほぼ同じ。
どうも、BlockSite を改造したもののようです。
バージョン履歴でソースを見てみると
BlockSite の開発者が Wips.com に変わったのは
2013年1月18日にリリースされた「1.0.9」から。
BlockSite Plus は
2012年6月3日にリリースされているので
買収前の BlockSite から分岐したと考えられます。
ということで、BlockSite Plus に乗り換えることにします。
BlockSite Plus への乗り換え手順
- 「BlockSite」からURLリストを書き出します。
書き出しは「設定」の「Export」から行えます。
- URLリストが書き出されました。
このファイルをテキストエディタ(メモ帳など)で開きます。
- URLの末尾に「,(コンマ)」がある場合はすべて削除。
上書き保存します。
(コンマがない場合は何もせずに閉じてよいです)
- 「BlockSite」を削除し、Firefoxを再起動。
- こちらのページから BlockSite Plus をインストール。
- BlockSite Plus の「設定」を開き「Import」をクリック。
URLリストを読み込みましょう。
- 「Append(追加)」「Replace(置換)」のどちらかをクリック。
- URLリストが取り込まれました。
これで BlockSite Plus への乗り換えは完了です。
使い方は BlockSite と同じです。
コメント
現在は「Blocksite by Firefox user 13331923」として配布されています。
2017年10月に「Wips.com」からさらに「Firefox user 13331923」という別人に権利が譲渡されたようで、
元の物とはインターフェースも動作もまるで別物に変わってしまいました。
引き継いでるのはおそらくアップデート用IDだけ。
そしてついに2018年7月27日にポリシー違反としてmozillaからBANされました。
ttps://blocked.cdn.mozilla.net/e04f98b5-4480-43a3-881d-e509e4e28cdc.html
そのため現在は過去のバージョンをインストールしていても強制無効化されるため使用できません。
それ以前の版を履歴から全削除した上で何事もなかったかのように配布を再開しているためわかりにくいですが気をつけましょう。
このBlockSite Plus、単機能でとても良かったんですよね。
ワイルドカード使えて狙い通りにリンクを無効化、
クリック不可の文字列のみにしてくれて。。
これの代替アドオンが未だに現れず悲しい限りです。